カンパニーデラシネラ『分身』@世田谷パブリックシアター
【2018/3/21 14:00〜15:30(途中休憩なし)】

『椿姫』『分身』の交互上演で、どちらも再演。(『分身』初演は2015年)
『椿姫』に続いての観劇だったが、個人的には『椿姫』より好きだった。
ドストエフスキーの『二重人格』が原作になっている作品だが、たぶん、原作がシュールな作品のほうが、小野寺演出との親和性が高いんだと思う。(SPACの『変身』も不条理だし)
小野寺さんの(デラシネラの)身体性に原作が合っており、その意味では、『椿姫』は小野寺さんの身体性と微妙なズレがあるように感じた。
あと、単純に、演出のアイデアも、こちらのほうに好みなものが多かったかな。最初のほうの身支度するところとか、ゴムで操られるところとか、ある瞬間を、角度を変えながら何度も再現するところとか。
劇中の曲の雰囲気も、こちらのほうが好みだった。
昨年、『1984』で大変お世話になった第七劇場の伊吹卓光さん、今回初参加とは思えない馴染み具合。しかも、オイシイ役どころ。スマートで癖のない佇まいが素敵。
そしてなんと言っても、辻田暁さんが舞台に現れるとつい見ちゃう。何だろう、あの存在感。身にまとう空気が素敵すぎる。
カンパニーデラシネラ
『分身』
ドストエフスキー「二重人格」より
演出:小野寺修二
王下貴司:男
名児耶ゆり:女
辻田暁:もう一人の女
宮河愛一郎:ペトリョーシカ
田中美甫:見ている女
伊吹卓光:室長
遠山悠介:同僚(椅子男)
友野翔太:同僚(立つ男)
大樹桜:同僚(女)
宮崎吐夢:医者
植田崇幸:門番(男)
浜田亜衣:門番(女)
豊島勇士:もう一人の男
テキスト:山口茜
照明:吉本有輝子(真昼)
音響:池田野歩
衣装:駒井友美子(SPAC-静岡県舞台芸術センター)
演出助手:藤田桃子
舞台監督:棚瀬巧
照明オペレーター:吉田一弥
舞台監督助手:山崎牧
ヘアメイク:梶田キョウコ(レサンクサンス)
ワードローブ:岡村英子
イラスト・チラシデザイン:チャーハン・ラモーン
制作:前原拓也、植松侑子
制作補佐:谷陽歩*
当日運営:松嶋瑠奈、古川真央
(*合同会社 syuz’gen)
制作インターン:大川原歩、加藤理都子、河野遥、関由美子、宮岡夏希
主催:株式会社デラシネラ
助成:芸術文化振興基金
協力:公益財団法人セゾン文化財団
協賛:TOYOTA創造空間プロジェクト
提携:公益財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区
作品制作協力:世田谷パブリックシアター
2018年3月17日〜21日 世田谷パブリックシアター
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